2020/03/25
「外壁塗装がアレルギーを引き起こすって本当？」「そんな場合の対応策は？」外壁塗装を行う際の問題点は気になりますよね。
しかし、しっかり対策をしておくことで快適に外壁塗装を行うことができます。
そこで今回は外壁塗装が引き起こすアレルギーの原因とその対応策を紹介します。
□なぜ外壁塗装でアレルギーが引き起こされるの？
現在では臭いや人体への悪影響が少ない、水性塗料の質の向上により油性の塗料が使用される機会は少なくなりました。
しかし一昔前は油性塗料を多くの場合使用し、その際にVOC(揮発性有機化合物)を含んだ薄め液と呼ばれるもの使って塗装していました。
そしてこのVOCこそが外壁塗装のシンナーのような臭いや、アレルギーの原因だったのです。
ただし、幸いにも先述した水性塗料や、油性塗料自体の質の改善により、現在では人体に対する影響が大きい塗料を使用することは殆どありません。
しかし悪影響が完全になくなったわけではないので、妊婦やペット、赤ちゃん、ご老人には一定のアレルギー症状が見られることがあります。
したがって、次は具体的な対処法について説明していきます。
□外壁塗装によるアレルギーへの対処法は？
対処法は主に4つに分けれます。
1つ目は油性塗料ではなく水性塗料を使用することです。
水質塗料の主成分は水で、希釈にも水を使用するので独特のシンナー臭がなく、人体と環境に優しい塗料となっております。
2つ目はマスクを着用することです。
少し値ははりますが、防毒マスクを使用することで確実な効果を期待できるでしょう。
しかしマスクの着用は夏では特に煩わしく、24時間常に着用しておくのは難しく、根本的な解決方法とはなりにくいです。
3つ目は肌の露出を控えることです。
肌が空気に触れて気になる際は、長袖と長ズボンやマフラーを着用するなどして対策することをおすすめします。
4つ目は工事期間中は別の場所で暮らすことです。
特に妊婦や小さなお子様がいらっしゃる家庭であればこの方法を最もおすすめします。
祖父母のお家が近くにある場合や、金銭に余裕がある場合はホテルを使用するなどを是非検討してみてください。
□まとめ
今回は外壁塗装によるアレルギーの原因と対処法を説明してきました。
アレルギーの原因は油性塗料を使用する際に用いられる、薄め液が含むVOCという物質でしたが、現在は使用されることが少なくなっているのでした。
そして対処法は水質塗料の使用、マスクの使用、肌の露出を控える、他の場所で住む、の4つがあるのでした。