2019/05/09
屋根は非常に大切な役割を果たしており、様々な種類があります。
そして、屋根材ごとに耐用年数と呼ばれるものがあります。
「屋根の種類を知らないと、気付いたら屋根がボロボロに。」なんてことも起こりえます。
耐用年数を把握していないと、いつの間にかご自宅の屋根がボロボロになり、高額のリフォーム代金を払う必要が出てくることもあります。
屋根の耐用年数を理解しておくことは大切です。
そこで今回は、屋根材ごとの寿命についてご紹介していきます。
□耐用年数とは
屋根が良い状態を保つことのできる期間のことです。
屋根の状態が悪くなると、外観が悪くなるだけではなく、雨漏りなどを引き起こします。
その結果として、家屋の内部にも影響を及ぼします。
一般的に日本の屋根は、三層構造で作られています。
下地材、防水剤・ルーフィング、仕上げ材です。
この中のいずれか一つが劣化をした時を、屋根の耐用年数としています。
□屋根材の種類とその耐用年数
*瓦屋根
瓦屋根には、大きく分けて「日本瓦」と「セメント瓦」の2種類があります。
日本瓦の耐用年数は、50年から100年と、非常に耐久性の強いものとなっています。
「葺き直し」と呼ばれる方法で、瓦の下にあるルーフィングという防水シートを交換するメンテナンスが一般的になっています。
ルーフィングは、およそ20年から30年で劣化するとされています。
セメント瓦の耐用年数は、30年から40年で、10年毎に屋根塗装を行うのが一般的です。
*スレート屋根
スレート屋根の耐用年数は、およそ20年から25年です。
屋根材の下にあるルーフィングの交換を、20年から30年で「葺き直し(ふきなおし)」するか、カバー工法が必要です。
また、10年を目安に屋根塗装を行いましょう。
*トタン屋根
トタンの耐用年数は、およそ15年から20年と短いものになっています。
トタン屋根は金属製であり、塗装によって防水性を保っています。
塗装が剥がれてくると、サビが広がってしまいます。
そのため5年から8年を目安に、塗装を行いましょう。
*アスファルトシングル
アスファルトシングルの耐用年数は、20年から30年とされています。
また、アスファルトシングルは、10年を目安に塗装が必要です。
また、葺き直しは20年から30年に一度行うようにしましょう。
□まとめ
以上、屋根材の紹介と、その耐用年数についてでした。
屋根のメンテナンスをしっかりと行うことで、家屋を傷めることなく安心して住むことができます。
興味を持たれた方は、お気軽に有限会社 共立塗装紹介へお問い合わせください。