2020/09/17
外壁塗装をこれからお考えの方はいらっしゃいませんか。
夏や冬になると、室内の温度を心地よくするために多くの方がエアコンをつけると思います。
しかし、外壁塗装中にエアコンは使用できるのでしょうか。
そこで今回は、長野県の外壁塗装業者が外壁塗装中のエアコンの使用の可否についてご紹介します。
□エアコンは使えない?その理由とは?
結論から申し上げると、外壁塗装中はエアコンを使用できません。
これは外壁塗装の作業の1つとして、養成が行われるためです。
養成とは、塗料が飛び散って汚れないためにテープを使用してビニールで覆うことです。
室外機も汚れないようにビニールで覆われるため、室外機が正常に給排気できず、機能するのが難しいでしょう。
また、ビニールの巻き込みによって故障を引き起こす可能性もあるため、基本的にエアコンは使用できません。
このエアコンが使えない期間は大きく分けて2つあります。
それぞれどのような工程なのか紹介しましょう。
1つ目は高圧洗浄中です。
高圧洗浄とは、外壁の汚れを勢いが強い水によって洗い流す方法です。
この作業は、下地調整や塗装を行いやすい外壁にするために行われる作業ですが、多くの水が飛び散ります。
その際に、室外機にも水が入らないように養成テープがつける必要があるでしょう。
この対策を取らないと、エアコンの故障にもつながりかねません。
2つ目は塗装中です。
養成自体は1日で終了しますが、塗装する際には塗料が飛び散ります。
そのため、養成は塗装が終わるまで剥がせないでしょう。
当然、その間エアコンは使えません。
塗装は下塗り、中塗り、上塗り、合計3回行われるため、約7日以上は養成を剥がせないことが予測できます。
その期間はエアコンを使用できないでしょう。
□エアコンを使えるようにするための対策とは?
エアコンが使えないと、特に暑い夏場や寒い冬場などはきついですよね。
そのような悩みを解決するために、有効な対策方法が存在します。
それは、室外機用養生カバーと呼ばれる、特別な養成をすることです。
室外機の給排気を行えないのが、エアコンを使えない大きな原因でしょう。
その給排気を行うために、メッシュタイプの養成カバーを業者にお願いすると、エアコンが使えるようになります。
これによって、夏場や冬場でも快適に過ごせそうですね。
□まとめ
今回は、外壁塗装中のエアコンの使用の可否についてご紹介しました。
養成の仕方によってエアコンを使用できます。
そのため、事前にしっかり業者に確認しておくことをおすすめします。
もし外壁塗装をお考えの際は、この記事の内容を参考に対策をしてみてくださいね。